【終了】おとなとこどもの自由研究 工芸の光と影展

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概要

光と影。それは自然・人工を問わず日々目にするもの。物理で語ることながら、心理への働きかけも少なからず、まったく意識にのぼらないこともあるのに、ひとたび注視すれば時が経つのも忘れさせるほどです。原初的な畏怖から私たちを救い出し、富貴や理想の表象ともなって憧れを募らせる光。他方の影は底知れなさもまた魅力で、そこに情趣さえ読み取ろうとするのは、陰翳礼讃の気風があるわが国ならではの美意識かもしれません。

本展は工芸が切り取って見せた光と影のそれぞれの方向、そしてその間で無段階に変化する美しさを訪ねる試みです。物質感を豊かに抽出し、複雑さと合理性とを兼ね備えた構造から成る工芸。そこは光と影にとって絶好の舞台装置ともいえます。また、身近ではあっても決して触れることのできなかった現象を掌中に包み込み、身にまとうことさえできるのも工芸ならではの喜びです。
夏のひととき、光と影のコントラストとハーモニーをお楽しみください。

※会期中一部展示替いたします。
[前期:6/18~7/21|後期:7/23~8/18]

開催期間

令和6年6月18日(火)~8月18日(日)
9:30~17:30(入館は17:00まで)

夜間開館:
7月19日~8月17日までの金曜・土曜および8月11日
9:30~20:00(入館は19:30まで)

休館日:
月曜日(ただし、7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)

会場

国立工芸館
(金沢市出羽町3-2)

申し込み

不要

参加費

一般 300円
大学生 150円
高校生以下および18歳未満、65歳以上は無料
その他割引はホームページをご参照ください。
https://www.momat.go.jp/craft-museum/exhibitions/r6-01

※夜間開館日の17:30以降は、一般150円/大学生70円

主催

国立工芸館

問い合わせ先

国立工芸館 050-554-8600(ハローダイヤル)