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イベント情報
Web版みまっ誌
イベントについては、諸般の事情により中止となる場合がございますので
詳細については各イベント問合せ先までお願いします。

令和7年度かなざわ市民アカデミー講演会
今年度は、石原良純さんを講師にお招きし、「つなぐ、未来へ。防災のチカラ。」をテーマに講演会を開催します。ぜひご参加ください!

広坂シネマクラブ 映画上映会 赤い糸 輪廻のひみつ
広坂シネマクラブとは、映画をテーマに多世代で多様な人たちがつながる、まちに開かれた新しいコミュニティです。
金沢21世紀美術館を拠点として、映画をみる、みせる、学ぶなどの活動を通して、映画の魅力を地域に発信するボランティア活動です。
今回は、台湾の人気青春映画、ギデンズ・コー(九把刀)監督作品「赤い糸 輪廻のひみつ」を上映します。

移転開館5周年記念 ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―
本展は、20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リー(1902-1995)の作品を国立工芸館に寄託された井内コレクションを中心に約120点でご紹介します。
オーストリア・ウィーンで生まれたルーシー・リーは、ウィーン工芸美術学校で轆轤ろくろに出合い魅了され、陶芸の道へと進みます。作家としての地位を確立しながらも、1938年に亡命を余儀なくされると、作陶の場をイギリス・ロンドンへ移します。ウィーン、ロンドン、当時の美術のエッセンスを吸収し昇華した彼女の作品の魅力。それは、しなやかながらも芯を感じる優美な形、色彩、といえるでしょう。
私たちを魅了してやまないリーの作品、その造形の源泉は何であったのか。本展では彼女が出会った人、もの、場所、そして時代背景を交えながらその作品を紐解きます。ウィーンで出会ったヨーゼフ・ホフマンやロンドン時代のバーナード・リーチ、ハンス・コパー。制作初期から円熟期まで、彼女と交流のあった作家たちの作品もあわせて展示することで、その造形の根源へと迫ります。
また、これまでリーチとの関わりの中で捉えられてきた日本を中心とした東洋のやきものとの関係性も見直します。東洋のやきものへの関心が高まっていた20世紀初頭、リーチを筆頭にイギリスの作家たちは日本や中国のやきものに大きな影響を受け制作していました。その中心地となり土壌が形成されたイギリスで、彼女が、何をみて学び、受け入れたのか。洗練された佇まいの作品の内にある東西をまたぐ複層的な造形を知ることで、作品に表された彼女の信念と凛とした姿が浮かび上がることとなるでしょう。

北斎・広重 大浮世絵展
葛飾北斎と歌川広重は、浮世絵師のなかでも抜群の知名度で、国内外で人気を誇る二大絵師です。
北斎は「冨嶽三十六景」に代表される、巧みな線による大胆な構図と、北斎色といえる象徴的な色使いによる独創的な画風で、多くの絵師たちに大いなる影響を与えました。
一方の広重は、名作「東海道五拾三次」を世に送り出した浮世絵師です。卓抜した画面構成はあくまでも人間を主役とし、抒情に満ち躍動感あふれる風景画は、後期印象派の画家たちを魅了しました。
本展は、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」、歌川広重「東海道五拾三次」をはじめ、「忠臣蔵」「東海道五十三次」といった二人が共通するシリーズもの、役者絵、妖怪絵、滑稽絵など約200点で幅広くご紹介します。
北斎と広重の作品は教科書でしか見たことがないという方から、浮世絵マニアの方まで、ご満足いただける充実した内容で展観いたします。

【ワークショップ&コンサート】ゴスペルで学ぶ 心のこもった「ありがとう」(家庭教育「8つのすすめ」実践セミナー)
「すみません」より「ありがとう」のほうが、きっと言われた相手も自分も気持ちいい! ゴスペルワークショップ&コンサートで魔法の言葉「ありがとう」を楽しく学んでみませんか?

「ネイチャー★ランド『キゴ山』空と森のワクワク時間」(かなざわ父親ねっと・金沢市生涯学習課合同企画)
毎年1回開催されている「かなざわ父親ねっと・金沢市生涯学習課合同企画」、今年は「自然」をテーマに、大自然あふれるキゴ山を大満喫しちゃいます!
大自然の中、親子のふれあい時間を過ごしませんか?

【終了】「流星群と満月のアンサンブル」
・望遠鏡で天体観測
8月9日は、ペルセウス座流星群の活動期で満月です。
・手作りプラネタリウム&3D映像
工房ヒゲキタのプラネタリウムは投影ドームも投影機も全部手作り!3D映像の投影もあります。

江戸時代金沢の出版ー本をめぐるいろいろ
江戸時代、三都を中心に多くの本が出版され、流布しました。出版によって、これまで限られた人のためのものであった知と情報が、様々な身分・地域の人々に享受されるようになりました。知と情報が拡大化・均質化し、多くの人々が享受するようになったことは、日本文化の形成やその深化に大いにかかわっており、その意味でいえば、出版は日本文化の中核をなしていたといえます。各種情報の蓄積と伝達の手段にインターネットを介した電子的手法が加わった現代でも、緩やかに減少しつつあるとはいえ、本は流通し続けています。
江戸時代の人々を魅了し続けた本は、江戸・京都・大坂の三都で出版されたものが圧倒的多数を占めますが、明治に近づくにつれて、各地方都市でも出版されるようになります。加賀藩の城下町金沢は、三都に次ぐ都市であったことから、地方としては早い時期から多くの本が出版されています。
本展では、これら金沢で出版された本を通じて、金沢の人々がどのような知や情報を求め、享受し、そこからどのような文化を形成していったか、すなわち、江戸時代の金沢における出版文化の様相を通して加賀藩文化の諸相を紹介します。

企画展「神社に伝わる石川の能面」の開催(7/25-10/19)
2025年7月25日(金)より企画展「神社に伝わる石川の能面」を開催いたします。
能楽、古くは猿楽と呼ばれた芸能は神社仏閣において祈りの儀式であるとともに集った人々の心を満たす娯楽でした。権力者による庇護のもと鎌倉から戦国時代にかけて洗練された能楽は、江戸時代に武家の式楽(公式行事)として公認され最盛期を迎えます。徳川将軍をはじめとした外交のおもてなし手段として各藩が能楽を隆盛させました。加賀藩では五代藩主の前田綱紀が能楽、なかでも宝生流を愛好し、その稽古相手を務めるために藩が抱える御細工所の工芸職人や町人へも推奨したことから、藩全体に能楽が浸透します。加賀宝生と呼ばれるまでに育った愛好魂は、明治維新で権力者の庇護を失いながらも、現在まで加賀の地に根付きました。
この度は加賀藩前田家が尾山神社へ奉納した能面、大聖寺藩前田家より江沼神社へ伝わった能面、大聖寺藩前田家も信仰した菅生石部神社の能面、また前田家ゆかりの能装束もあわせて展示いたします。時代を重ね、深みを増した美しさを感じていただけましたら幸いです。

企画展「犀星と戦争」
終戦から80年という節目の年をむかえ、長い戦争の時代を生きた文学者室生犀星の姿を見つめます。
戦争の足音、勝利、熱狂、統制、欠乏、疎開、敗戦・・・。日中戦争から太平洋戦争へと戦局が進むなか、否応なしに国家と結びつき、変化を余儀なくされた文学者たち。犀星もまた時代の渦に巻き込まれ、時局に無関心でいることもあらがうこともできず、ゆれ動いていました。この時代に何を書くべきなのか、発表の場が失われていくなかでどうやって生き残るのか。戦争詩を書いたかと思えば命の尊さを説き、日本の古典に題材を求める一方で銃後の暮らしを淡々と描いた犀星。ただ変わらずあったのは真摯に文学と向き合う姿勢でした。
私は私の文学だけを益々深くそだてることを忘れないようにしたい、
私が生きて役に立つことはこの文学をいつくしむことだけである。
(「文学は文学の戦場に」)
時代に翻弄されたひとりの文学者として、また生活者として犀星が何を思い、どう生きたのか、当時の作品や出版物でたどります。

【終了】「はんこでつくるデコノート」
夢二デザイン&セキユリヲデザインのはんこをつかってオリジナルノートをつくろう!

第41回石川の歴史遺産セミナー「人びとは災害とどう向き合ってきたのか―歴史学の視点から―」
日本列島は、長い歴史の中で数々の自然災害に見舞われてきました。また、社会に危機をもたらす災いという点では、疫病も災害と言えます。こうした災害と社会との関係については、幅広い事例の歴史学の研究蓄積があります。
そして、近年は地震や水害が頻発し、世界的に影響を及ぼした新型コロナウィルス感染症の流行もありました。現代社会は、そうした災害と向き合い、対応していかねばなりません。とりわけ、令和6年能登半島地震および奥能登豪雨からの復興は、長期的な支援や展望を必要とします。
今回の石川の歴史遺産セミナーでは、最新の研究成果から過去の人々が災害とどのように向き合ってきたのかに学び、災害と隣り合わせである現代日本を生きる指針としたいと思います。

【終了】ワークショップ「いざという時役に立つ!防災グッズ」
お子様から大人まで楽しみながら防災について学ぶ体験型のワークショップです。非常持ち出し袋を準備してみる、生活必需品を段ボールで作ってみるといった災害時に役立つノウハウを身につけることができます。

【終了】木工作教室
夏休み恒例の「木工作教室」です。
専門のスタッフがサポートしますので、作品の仕上がりは期待できますよ。

【終了】れきはくゼミナール第2回「加賀藩の鷹匠と鷹の飼育」
「れきはくゼミナール」は石川の歴史や文化に関する話題について、当館学芸員が毎回テーマを変えてお話する講座です。
今回は当館学芸主任 林亮太が「加賀藩の鷹匠と鷹の飼育」をテーマにお話しします。
江戸時代、将軍・大名は盛んに鷹狩をおこなっていました。加賀藩主も例外ではなく、鷹狩好きの藩主が多くいました。藩主用の鷹は、鷹部屋(現在の金沢市石引4丁目付近)で飼育・管理されていましたが、それを担当していたのが鷹匠です。加賀藩の鷹匠組織、鷹の飼育の実態について解説します。