【終了】企画展 「『露宿』を読む-泉鏡花と関東大震災」

概要

今から百年前の大正12 年(1923)9 月1 日、午前11 時58 分に発生した大激震に東京麴町区下六番町の借家で遭遇した鏡花。余震と類焼を怖れ、夫人とともに二昼夜を過ごした公園での避難生活を始めとする震災体験は、主に同年発表の「露宿」「十六夜」「間引菜」の三作にまとめられ、その鋭い観察力と批評眼を今に伝えています。
未曾有の災禍に直面した人々の姿を写す渾身のルポルタージュであると同時に、美と幻想の作家にふさわしい超常性をもあわせ持つこれらの作品を通して、鏡花文学の本質とは何かを問う展覧会です。

開催期間

2023年6月1日~9月18日(月・祝)

会場

泉鏡花記念館

申し込み

申込不要

主催

泉鏡花記念館

問い合わせ先

泉鏡花記念館
TEL:076-222-1025
MAIL:kyoka@kanazawa-museum.jp