【終了】レコオドと私 vol.2

概要

 徳田秋聲記念館で制作したオリジナルCDをもとに、秋聲の愛したさまざまな〝音楽〟を通じ、それらの描き込まれた作品(小説・随筆)と時代についてご紹介するテーマ展の第2弾です。
 豊竹呂昇の義太夫に始まり、松井須磨子「ゴンドラの唄」、三浦環「ある晴れた日に」(「蝶々夫人」より)、田谷力三「巴里の屋根の下」など日本の俳優・歌手による歌曲、ジンバリスト演奏「アンダンテ・カンタービレ」やガルドニ演奏「碧きドナウ」など海外の演奏家によるクラシック音楽など、それらを辿ることで、明治から昭和にかけ秋聲が体感した日本における西洋音楽受容の過程を部分的に追うことができます。
 昭和5年、60歳で社交ダンスを始めたことで知られる秋聲。もとは大正10年前後、長男一穂の要望により自宅に購入した蓄音器ですが、ダンスに没頭してからは、いつしか秋聲本人の傍らに欠かせない道具ともなりました。著作のほか、秋聲愛用の蓄音器やSPレコードもまじえて展示します。

開催期間

2024年3月16日(土)~7月20日(土)
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

会場

徳田秋聲記念館(金沢市東山1ー19-1)

申し込み

不要

応募資格

どなたでも

参加費

一般:310円
団体(20名以上):260円
65歳以上・障害手帳をお持ちの方およびその介護人、もしくはミライロID(障害者アプリ)の提示でも可:210円(祝日無料)
高校生以下:無料

主催

徳田秋聲記念館

問い合わせ先

徳田秋聲記念館(金沢市東山1ー19-1)
電話:076-251-4300
FAX:076-251-4301
メールアドレス:shusei@kanazawa-museum.jp