三館連携・馬場小学校回顧展「光を追うてvol.2―馬場小学校と秋聲―」

概要

 令和6年3月、明治3年から150年に及ぶ歴史を紡ぎ続けた金沢市立馬場小学校が閉校しました。明治12年~16年、同校の前身にあたる養成小学校に通っていたのが、のちの作家・徳田秋聲(明治4年生)です。秋聲の自伝小説「光を追うて」(昭和13年)には、内向的な少年だった秋聲が、この学校で初めて新しい世界を知った時の感慨が記されています。
 秋聲没後の昭和45年には、同校創立100周年を記念して、校庭に卒業生である秋聲・泉鏡花・尾山篤二郎を記念した「文学の故郷」碑が建設されました。碑文を揮毫したのは、ノーベル文学賞を受賞して間もない頃の川端康成です。三人の作品の一節を刻んだこの時の碑文原稿は同校で長く保管されてきましたが、閉校を機に当館に移管されることとなりました。 
 この展示では、同じく資料の移管を受けた金沢ふるさと偉人館、金沢くらしの博物館との連携企画として、同校旧蔵の貴重な資料を順次公開いたします。

開催期間

令和7年3月26日(水)~6月22日(日)
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※火曜定休(休日の場合その直後の平日)

会場

徳田秋聲記念館(金沢市東山1-19-1)

申し込み

不要

応募資格

どなたでも

参加費

一般:310円
団体(20名以上):260円
65歳以上・障害者手帳をお持ちの方およびその介護人、もしくはミライロID(障害者手帳アプリ)の提示でも可:210円
高校生以下:無料

主催

徳田秋聲記念館

問い合わせ先

徳田秋聲記念館(金沢市東山1-19-1)