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江戸時代金沢の出版ー本をめぐるいろいろ
概要
江戸時代、三都を中心に多くの本が出版され、流布しました。出版によって、これまで限られた人のためのものであった知と情報が、様々な身分・地域の人々に享受されるようになりました。知と情報が拡大化・均質化し、多くの人々が享受するようになったことは、日本文化の形成やその深化に大いにかかわっており、その意味でいえば、出版は日本文化の中核をなしていたといえます。各種情報の蓄積と伝達の手段にインターネットを介した電子的手法が加わった現代でも、緩やかに減少しつつあるとはいえ、本は流通し続けています。
江戸時代の人々を魅了し続けた本は、江戸・京都・大坂の三都で出版されたものが圧倒的多数を占めますが、明治に近づくにつれて、各地方都市でも出版されるようになります。加賀藩の城下町金沢は、三都に次ぐ都市であったことから、地方としては早い時期から多くの本が出版されています。
本展では、これら金沢で出版された本を通じて、金沢の人々がどのような知や情報を求め、享受し、そこからどのような文化を形成していったか、すなわち、江戸時代の金沢における出版文化の様相を通して加賀藩文化の諸相を紹介します。
開催期間
2025年7月12日(土)~9月28日(日)
会場
前田土佐守家資料館
(金沢市片町2-10-17)
申し込み
不要
参加費
【入館料】
■一般 310円
■65歳以上・障害者手帳をお持ちの方
およびその介護人 210円
■団体(20名以上) 260円
■高校生以上 無料
【前田土佐守家資料館・老舗記念館共通観覧券】
■一般 360円
■65歳以上・障害者手帳をお持ちの方
およびその介護人 260円
■団体(20名以上) 310円
■高校生以下 無料
主催
前田土佐守家資料館(公益財団法人金沢文化振興財団)
問い合わせ先
前田土佐守家資料館
TEL 076-233-1561
FAX 076-261-0806