石川県立歴史博物館 令和7年度秋季特別展記念講演会「ブランドイメージとしての《九谷》の成立」

概要

題目:ブランドイメージとしての《九谷》の成立

 現在の石川県加賀市山中温泉九谷町の地名である「九谷」が、なぜ大樋焼を除く加賀のやきものの代名詞となったのか。それは、主に殖産興業の観点から、近代の窯業地加賀にとって、古九谷が必要とされた由緒であったからである。それは近代の京都において、粟田口、五条坂を包括する「京焼」の概念が求められ、野々村仁清を京焼の祖とする語りが登場し、清水が京都のやきものの代名詞となったのと同様である。
 「九谷」の原点である古九谷についての見直しを含め、九谷焼の歴史について考察する。

講師:今井 敦氏(東京国立博物館特任研究員)

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開催期間

2025年10月4日(土)13:30~15:00

会場

石川県立歴史博物館 ワークショップルーム
(金沢市出羽町3-1)

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申し込み〆切

2025年9月25日(木)必着

定員

50名(応募多数の場合は抽選)

参加費

聴講無料

主催

石川県立歴史博物館

問い合わせ先

076-262-3236