石川県立歴史博物館 第42回石川の歴史遺産セミナー「やきものにみる加賀藩の産業」

概要

 江戸時代後期には、技術の広がりや諸藩の産業振興策により列島各地で多くの窯が成立し、加賀藩でも盛んにやきもの生産が行われました。その製品は金沢などの城下町にも流通していたことが知られます。加賀地方では近代以降も発展を続け、現在では日本を代表するやきものの産地に数えられます。
 また、18世紀末から19世紀初頭には能美郡や河北郡で赤瓦の生産が始まり、近年まで県を代表する産業として知られていました。
 本セミナーでは「九谷焼」と「瓦」を取り上げ、近代以降の発展の基礎となる江戸時代の生産・流通についてその実態にせまります。

第1回 
講 師:藤田邦雄氏(元(公財)石川県埋蔵文化財センター所長)
テーマ:再興九谷―その新たなはじまりと系譜―
日 時:10月11日(土曜日)13時30分~15時00分

第2回
講 師:袖吉正樹氏(加能地域史研究会副代表)
テーマ:高松瓦の生産について
日 時:10月18日(土曜日)13時30分~15時00分

第3回
講 師:佐々木達夫氏(金沢大学名誉教授)
テーマ:窯業史から見る九谷
日 時:11月1日(土曜日)13時30分~15時00分

申し込み

開催期間

第1回:10月11日(土曜日)13時30分~15時00分
第2回:10月18日(土曜日)13時30分~15時00分
第3回:11月1日(土曜日)13時30分~15時00分

会場

石川県立歴史博物館 ワークショップルーム
(金沢市出羽町3-1)

申し込み

当館ホームページのイベント参加申込フォームまたは往復はがきに以下の記載内容をご記入の上、お送りください。
※上記「申し込み」からリンクがつながります。

【記載内容】
・イベント名
・お名前(備考欄に参加者全員)
・ご住所
・電話番号

申し込み〆切

第1回:2025年9月29日(月)必着、第2回:2025年10月6日(月)必着、第3回:2025年10月20日(月)必着

定員

各回とも50名(応募多数の場合は抽選)

参加費

聴講無料

主催

石川県立歴史博物館

問い合わせ先

076-262-3238(石川県立歴史博物館 学芸課)