イベント情報
Web版みまっ誌

イベントについては、諸般の事情により中止となる場合がございますので
詳細については各イベント問合せ先までお願いします。

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れきはくゼミナール第3回「中世以降の石川県における院派仏師の活躍」

「れきはくゼミナール」は石川の歴史や文化に関する話題について、当館学芸員が毎回テーマを変えてお話する講座です。
今回は当館学芸員の中井夏帆が「中世以降の石川県における院派仏師の活躍」についてお話しします。
「院派仏師」は平安時代中期の定朝を祖とし、「慶派仏師」・「円派仏師」とともに、由緒ある仏師の系譜です。石川県内では、特に曹洞宗寺院に「院派仏師」の作とみられる仏像が残っています。本講座では、県内の院派仏師の手による作例を紹介し、中世院派仏師の造像活動とその特徴についてお話しします。

開館20周年記念展「秋聲交遊録―『あらくれ会』の人々」

 現在、徳田秋聲記念館では30冊ほどの秋聲宛献呈署名本を収蔵しています。ほとんどが東京に現存する徳田家で保管されていたもので、そのうちの多くは、秋聲を囲む「二日会」および、その発展形となる「秋聲会」(のち「あらくれ会」と改称)にかかわるメンバーから贈られた著作です。
 ことに「秋聲会」「あらくれ会」では昭和7年より機関誌「あらくれ」を発行し、会員を自認する人々以外にもジャンルを問わず多くの作家たちが寄稿しました。秋聲を囲む仲間内の同人雑誌として出発した同誌は徐々に周囲を巻き込み、広く彼らの交わる場のひとつとなっていたのです。
 この展示では当館開館20周年を記念して、徳田家に遺された献呈署名本を一堂に公開すると同時に、雑誌「あらくれ」を絡めながら秋聲の幅広い交友関係の一端をご紹介します。

【終了】出動!夏の昆虫調査隊in樹木公園

樹木公園には、木々や花にあつまる昆虫がたくさん暮らしています。
観察や採集を通して、不思議がいっぱいの昆虫たちの世界をのぞいてみましょう!

【終了】第3回 金沢市子どもサマーパラダイス in KANAZAWA

年齢を問わず0歳児からお年寄りまでが、ニュースポーツ、ものづくりや旗源平などの体験に参加し、楽しく過ごすことができるイベントです。

わくわくフェスティバル2025 in KANAZAWA

市内の小学5.6年生を対象に行う合宿です。
金沢市子ども会連合会のリーダー委員(高校生)、少年委員(中学生)が企画・運営をします。

【終了】いにしえの世界を探る―金沢大学古代文明・文化資源学フォーラム2025

 金沢大学は古代文明・文化資源学研究所を組織し、私たち人類の過去をめぐる多彩な調査研究プロジェクトを活発に展開しています。そのねらいの時空間的な広がりは、文明誕生よりも古く遡る先史時代から近代・現代にいたるまで、そして日本列島のみならず新旧の大陸をまたぐ世界の各地にまで及びます。

 こうした活動の最新情報を中高生・学生・一般のみなさまにご紹介するため、今夏も恒例の公開フォーラムを開催する運びとなりました。考古学・考古科学・文化資源学の糾合を目指して金沢大学が取り組んでいる、先端研究の最前線にふれてみてください。

 詳細はウェブサイト(https://isac.w3.kanazawa-u.ac.jp/event/event20250726)にてご覧いただけます。

令和7年度夏季特別展「未来へつなぐ―能登半島地震とレスキュー文化財―」

 本展では能登半島地震の被災地からレスキューされた文化財を展示します。被災建物で埃にまみれていたもの、破損したままの仏像、整理されていない古文書などが多く、まだ調査も十分ではありません。
 ではなぜ、地震から約一年半でこのような展覧会を開くのでしょうか。それは、現在も埋もれたままの文化財があるからです。一般の家や、小さな寺や神社にも、地域の歴史を語るさまざまな資料が存在し、救出が及んでいない可能性があります。文化財レスキューについて知り、今からでも救いを求める声をあげてほしい、そのような思いを込め開催します。

【終了】特別展「足立美術館所蔵 横山大観と北大路魯山人展 -近代日本画の名品とともに-」

足立美術館は、島根県安来市出身の実業家、足立全康氏が収集した美術品をもとに1970(昭和45)年に開館しました。優れた近代日本画を所蔵する美術館として知られ、中でも横山大観のコレクションは、初期から晩年に至るまで120点にも及びます。また、豊かな自然を借景にした広大な日本庭園を有し、庭園の美と名品の美を共に味わうことのできる美術館として、国内外の来館者を魅了し続けています。

本展では足立美術館の数あるコレクションの中から、横山大観を中心とした近代日本画をはじめ、石川にゆかりのある北大路魯山人の名品を合わせて展示します。

【終了】れきはくゼミナール第1回「金沢の盆とキリコ・灯籠」

「れきはくゼミナール」は石川の歴史や文化に関する話題について、当館学芸員が毎回テーマを変えてお話する講座です。
今回は当館学芸課長 大井理恵が「金沢の盆とキリコ・灯籠」をテーマにお話しします。
年中行事の盆には、先祖の霊を迎える、送る際に火を焚く、灯籠に火を灯すといった作法が全国的に見られます。金沢の盆といえば墓前に吊るすキリコですが、宗派によっては寺の本堂内や自宅に切籠灯籠を設置します。金沢を中心に、盆に見られるふたつの「キリコ」について、その歴史や地域的な特徴、形態の推移などをさぐります。

【終了】おとなの工作~身近な物質の分子模型を作る~

近年、私たちの暮らしは便利で快適になっています。それを支えている材料や製品はすべて「(化学)物質」でできています。「物質」は使い方を誤れば健康な人間生活を脅かし、時には自然環境に重大な害をもたらします。そのため「物質」を正しく理解することはとても重要です。 この講座では、「物質の見方」「成り立ちと分類」「立体構造」についてゆっくり説明します。また、実際に分子模型を用いて身近な物質を構成する分子模型を作製し、立体構造と性質の関係を楽しく学習します。

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【公開講座】令和6年能登半島地震・令和6年9月能登半島豪雨から学ぶこと

能登半島地震の概要を専門家の視点から着目した点について説明し、建築物や立地している地盤の耐震性の重要性などについて解説します。

講義内容(予定)
・令和6年能登半島地震・豪雨の概要について説明。
・地震の予測や建築物の耐震性について解説。
・地震や地震以外の災害への備えについて説明。
・実際に地震の影響があった石川高専校内の現場見学。

▼詳細は、石川高専HPをご覧ください。
https://www.ishikawa-nct.ac.jp/other/event/20250906.html

移転開館5周年記念 重要無形文化財指定50周年記念 喜如嘉の芭蕉布展

 芭蕉布は、糸芭蕉の繊維を糸にして織られた「沖縄の風土が生んだ最も沖縄らしい織物」で、琉球王国時代からつくられてきました。現在では、沖縄本島の大宜味村喜如嘉で、村の婦人たちによってその製法が伝承されています。

 喜如嘉の芭蕉布は、糸芭蕉を育てることからはじまり、収穫後の糸づくり、染め、織りまで、すべてが天然の材料と手仕事によって製作され、絣の技法を用いた独特な模様が特徴となっています。

 本展は、「喜如嘉の芭蕉布」が重要無形文化財の指定を受けてから50周年の節目にあたり、戦後に滅びかけた芭蕉布の技術復興に尽力した人間国宝、故・平良敏子氏とその工房の作品を中心に、芭蕉布の歴史的名品もあわせて芭蕉布の魅力を紹介します。

 ※会期中展示替えあり

【終了】西田幾多郎の哲学テキスト「直接に與へられるもの」をみんなで朗読している映像演劇

オーディションで選ばれた市民とともに西田幾多郎の論文「直接に與へられるもの」をモチーフにした〈映像演劇〉作品を上演します。 映像のみであるが演劇である、という〈映像演劇〉の手法によって、西田の哲学テキストがどのように読まれ、経験されうるのか。ぜひご覧ください。

アペルト19 森本啓太 what has escaped us

光と影が織り成す、ありそうで、どこにもない情景――
現代の都市風景の魅力と虚実の境界を探る森本啓太作品。

森本啓太は大学1年の時、バロック絵画を代表する画家、「光の魔術師」とも称されたレンブ
ラント・ファン・レインの絵画に出会いました。その後大学で彼は古典的な絵画技法を学びま
す。森本はまさにバロック絵画を思わせる技法を使い現代の風景を描き出します。見る側は、
視覚的な美しさの中に現実と虚構の境界が揺さぶられるような感覚を味わうでしょう。

ジャネット・カーディフ 40声のモテット

当館コレクション作家のジャネット・カーディフによる『40声のモテット』を国内巡回展示します。
40台のスピーカーから再生される聖歌隊の40人の声が、空間を彫刻のように構築するサウンドインスタレーションで、交互に響き合う音が立体的に押し寄せる圧倒的な没入感を味わうことができます。
来館者は歩きながら鑑賞することで、音の変化を自由に体験することができます。妹島和世+西沢立衛/SANAAが設計した現代アートに特化した展示室で響き渡る、当館ならではのサウンドインスタレーションを体感ください。